プチブーケ
お教室以外にも時々ブーケ(花束)やアレンジを依頼されることがあります。
左の写真は少し前に作った花束です。バレエの発表会のためのプレゼント。紫が好きなお嬢さんと伺ったので赤紫のバラを使ってあとはピンクとのグラデーションでまとめました。秋でしたらもう少し濃い色の実や紅葉した葉を使いますが、初夏なのでみずみずしいキイチゴの黄緑の葉を合わせすっきりとさせました。
こちらは先生へのお誕生日プレゼント。娘がサプライズで持っていきたいとこっそり用意していた(作ったのは私ですが^^;)ものです。
夏らしくヒマワリを入れてオレンジ×黄色に。元気いっぱいの先生のイメージですが、大人の女性ですので敢えて茶色のトルコキキョウを混ぜ落ち着いた雰囲気を出しました。
大きなブーケではなくてもちょっとした心遣いはうれしいですよね。
教室と合わせて贈り花のご依頼もご相談ください。
フトイの舟形アレンジ
2015年07月06日 作品情報
まだ梅雨の時期ではありますが、市場では夏の花が続々と入荷しています。
鬱陶しさを吹き飛ばすように「パリのお花屋さん講座」でも初夏のさっぱりとしたアレンジを作りました。
フトイという細長い植物を使って舟形の器を作り、そこに盛り合わせたように花をアレンジしていきます。
ガーベラを中心にヒメひまわりやスプレーカーネーション(またはモカラ)、黄緑色のすがすがしいアワなどをいれすっきりと。
淡い黄色のスターチスが脇役ながらボリューム感を出してくれます。
いつものお花屋さん講座では同じ種類の花をかためて活けることが多いですが、
今回は同じ花を全体にまんべんなく活けるクラッシックスタイルです(中央のガーベラのみ固めています)
基本形に近いクラシックスタイルは手先の器用な日本人には作りやすいかと思います。確かにその通りです。
最初に基本線となる花を入れてその線をはみ出さないように次の花をいれていくのでどこに花を入れるかわかりやすいのです。
ただし一方で日本人は几帳面すぎて形通りにつくりすぎてしまうという難点もあります。
フランススタイルのアレンジはエレガントさが何より大切。基本には忠実に、でもエレガントさとナチュラルさを失わないようにいけるので
意外に難しいのです。
形を作りすぎないように、アワを少し飛び出して躍動感を出すなど基本形に近いながら「型にはまりすぎない」アレンジ。
最初は「終わる気がしません><」とおっしゃっていた生徒さんも最後には
「終わりました!豪華になりました!」と喜んでいらっしゃいました。
PC復活~レッスン紹介その1
2015年07月02日 作品情報
ここしばらくパソコンの調子が悪くなかなかブログを更新できませんでしたことをお詫び申し上げます。
結局機械がクラッシュしてしまい、パソコンを新調いたしました。
幸いハードディスクに問題がなかったのでデータの取り出しはできましたが
かなり時間がかかってしまいようやく落ち着いた状況です。
さて、パリのお花屋さん教室のレッスンまずは5月から。
ちょうど芍薬のシーズンでしたのでやわらかい花弁を生かしたやさしいアレンジを作りました。
こちらはゴールドラッシュという真中が黄色い芍薬を使いました。
アイビーの葉の器に飾ることで優しさをアップ。
ただし、あまりに淡い色だとぼけてしまうのでピンクスターの濃いピンクをアクセントにしました。
下は違う曜日のレッスンでの生徒さんの作品です。
こちらはサラベルという少し濃いピンクの芍薬に濃いピンクのバラ。
たとえ2日違いであっても市場の仕入れ状況により花材が変わってきます。
アイビーの流れを生かしお二人ともとても愛らしく作ってくださいました。
パリのお花屋さん教室、生徒さん募集中です。
グループ、単発レッスンも行っております。
までお問い合わせください。