ピックを使って~ガラスと白枝

2012年06月28日 作品情報

本校エコールド・ブッケ・フランセの研究科コースで作ったアレンジです。

ガラスの器に白枝を巻き付け、ピック(中に水を入れて花を入れるもの)を葉で隠したものにカラーやデンファレを入れて固定します。

お師匠いわく、最近のパリではオアシスよりも長持ちするため、ピックや試験官に花を入れて飾るスタイルが流行っているとか。確かにそうすると活けこみには便利です(枯れた花を挿しかえるだけですむため)

枝というと秋やクリスマスのイメージがありますが、純白のミツマタは涼しげで夏にも合います。中に黄緑のリシアンサスをのぞかせて優しさをだしました。


シャクヤクと入才ランのリボン

2012年06月24日 作品情報

「パリのお花屋さん講座」6月はシャクヤクを使ったアレンジです。黒味を帯びた入才ランの葉で器を作り、曲げてリボンのように飾ります。それをどのようにするかは自由。葉を大きく波打たせてもよし、一か所に集中させてもよし、まんべんなく散らしてもよし。

しかしながらその葉の活け方でアレンジの雰囲気が大きく変わります。私は見本なので、オーソドックスに可愛らしく見える活け方にしましたが、生徒さんは大きく波打たせたことでリボンがはっきりし、より個性的なアレンジを作っていらっしゃいました。

いつでも体験を受け付けています。