赤と緑のコンテンポラリースタイル

2012年05月27日 作品情報

すっかり気温が上がり、初夏になってきました。

外の葉の色も少しずつ濃くなってきています。

今回の「パリのお花屋さん講座」はそんな時期にふさわしい、すっきりとしたアレンジです。

フトイという細長い草を束ねて折り曲げ、形を作ります。そこにダリア、バラ、アリストロメリアなどの赤い花と黄緑のビバーナムを活けていきます。いかにもコンテンポラリー(現代風)なアレンジです。

赤い花はともすると暑苦しくなりがちですが、フトイで空間をつくってすっきりさせること、同じ赤の花でも濃淡の差をつけて花材を選ぶこと、中に優しい色の黄緑を入れて和らげることなどの工夫で涼しげに見せることができます。

いつもの「花でたっぷり」感とは少し違ったタイプのアレンジですが、生徒さんからはとても好評でした。

こちらは生徒さんが作った作品です。後ろ側ですが、流れもよく、とても素敵に出来上がっています。

 

「パリのお花屋さん講座」ではいつでも体験を受け付けています。