レッスンでの作品
2013年05月12日 作品情報
長いこと更新が滞りお詫び申し上げます。
ゲイラックスとアイビーを使ったバッグ風のアレンジです。
パステル調の花を使えば可愛らしくスウィートなイメージになりますが、あえて紫の濃淡を使い、少し大人っぽく仕上げました。
フレッシュフラワーと実をふんだんに使ったクリスマスのリース。
赤バラの色が多少変わりますが、オアシスを使っているために日持ちします。
コデマリを使ったアーチ型アレンジメントです。
野の花風に花をミックスさせて作りました。生徒さんの作品を並べてあります。みなさん素敵に作られていました。
麦で器を作った春のアレンジ。麦の柔らかな黄緑色に合わせたパステル調のアレンジです。
八重咲きのチューリップ・ヒヤシンスほか球根花を使った春ならではのアレンジ。
濃いヘデラの葉とのコントラストも楽しい作品です。
ピックを使って~ガラスと白枝
2012年06月28日 作品情報
本校エコールド・ブッケ・フランセの研究科コースで作ったアレンジです。
ガラスの器に白枝を巻き付け、ピック(中に水を入れて花を入れるもの)を葉で隠したものにカラーやデンファレを入れて固定します。
お師匠いわく、最近のパリではオアシスよりも長持ちするため、ピックや試験官に花を入れて飾るスタイルが流行っているとか。確かにそうすると活けこみには便利です(枯れた花を挿しかえるだけですむため)
枝というと秋やクリスマスのイメージがありますが、純白のミツマタは涼しげで夏にも合います。中に黄緑のリシアンサスをのぞかせて優しさをだしました。
シャクヤクと入才ランのリボン
2012年06月24日 作品情報
「パリのお花屋さん講座」6月はシャクヤクを使ったアレンジです。黒味を帯びた入才ランの葉で器を作り、曲げてリボンのように飾ります。それをどのようにするかは自由。葉を大きく波打たせてもよし、一か所に集中させてもよし、まんべんなく散らしてもよし。
しかしながらその葉の活け方でアレンジの雰囲気が大きく変わります。私は見本なので、オーソドックスに可愛らしく見える活け方にしましたが、生徒さんは大きく波打たせたことでリボンがはっきりし、より個性的なアレンジを作っていらっしゃいました。
いつでも体験を受け付けています。
赤と緑のコンテンポラリースタイル
2012年05月27日 作品情報
外の葉の色も少しずつ濃くなってきています。
今回の「パリのお花屋さん講座」はそんな時期にふさわしい、すっきりとしたアレンジです。
フトイという細長い草を束ねて折り曲げ、形を作ります。そこにダリア、バラ、アリストロメリアなどの赤い花と黄緑のビバーナムを活けていきます。いかにもコンテンポラリー(現代風)なアレンジです。
赤い花はともすると暑苦しくなりがちですが、フトイで空間をつくってすっきりさせること、同じ赤の花でも濃淡の差をつけて花材を選ぶこと、中に優しい色の黄緑を入れて和らげることなどの工夫で涼しげに見せることができます。
いつもの「花でたっぷり」感とは少し違ったタイプのアレンジですが、生徒さんからはとても好評でした。
こちらは生徒さんが作った作品です。後ろ側ですが、流れもよく、とても素敵に出来上がっています。
「パリのお花屋さん講座」ではいつでも体験を受け付けています。
イースターのアレンジ(プロヴァンスカラー)
2012年03月18日 作品情報
「パリのお花屋さん講座」3月はガラスの器と木のリース台を使ったイースターのアレンジでした。
イースターというと卵のイメージがあるからか鳥の巣のアレンジをよく見かけます。
そこでリース台を鳥の巣に見立て上に花をアレンジしました。
ただ、それだけではありきたりなので、もう一工夫。雑貨屋さんで見かけた小さなガラスの器を中心に乗せ、上に小さな花束を作って活けました。
上と下で二段のアレンジですが、同じ花材を使うことで統一感が出ます。
色は黄色に青(と水色)のアクセントを加えたプロヴァンスカラー。
その幾何学模様を模していつもとは違うミックス(花をまんべんなく散らして活ける方法)スタイルにしました。黄色の布に水色の模様が入ったようなイメージです。
ミモザのバスケットアレンジ
2012年03月15日 作品情報
クラスカラーがそれぞれ黄色と青とのことでその色を入れて、との要望でした。
園児が先生にお渡しするということなので手持ちのバスケットに春の花をたっぷりと。ミモザを垂らして普段よりも可愛らしいアレンジに仕上げました。
黄色のアレンジはバラとオレンジスライスがメインで、青のアレンジにはアネモネとブルースターが入っています。
お世話になった先生へ、園児たちから感謝の気持ちが伝わりますように。
贈り花製作は随時承っております。地方発送も可能です。
お気軽にお問い合わせください。
アネモネとモンステラの花束
2012年03月11日 作品情報
犠牲者の方々のご冥福をお祈りいたします。
今日は娘のお友達の音楽コンサートでした。
ささやかながら花束を用意したのですが、低学年の男の子向けということで、いつもと少し雰囲気を変えました。
真っ赤なアネモネをメインにした春真っ盛りの球根花の花束です。
「赤」は男性へのプレゼントによく使わられる色ですが、バラやグロリオサだと少し大人向け。そこで可愛らしさもある赤いアネモネにしようと決めました。
色のバランスから濃ピンクや白も使用したのでそれでは可愛らしくなりすぎます。そこでモンステラの葉を使い、力強さのある花束にしました。
葉に独特の切込みがあるモンステラですが、花束にはやや大きく、平べったい葉です。
そこで葉に少々細工をして形を作り、立体感をだし、花とのボリュームのバランスを整えました。
モダンスタイルを勉強するとこのようなことができるようになります。
いずれ「パリのお花屋さん講座」でもご紹介します。
体験は随時受け付けております。
にご連絡ください。お電話でも受け付けております。
お悔やみの注文花
2012年02月24日 作品情報
お客様からの注文花です。
かなり大きなアレンジで、ボリュームがあります。
お悔やみのお花ですが、ご覧のとおり白中心で淡いピンクが入っています。
お客様から「なるべく白×グリーンだけではなく、クリーム色か淡ピンクなどを混ぜて少し明るいものにしてほしい」というご要望がありました。
お客様曰く、「『亡くなられた直後にたくさんお花を頂いたけれど、あまりに白ばかりでぞっとするくらいさびしくなった』とご遺族の方が以前お話しされていたので」とのこと。
受け取られた方の心が慰められ、少しでも明るくなれることをお祈りしながら心をこめて作らせていただきました。
中に入っている「くるくる」はゼンマイです。
お客様が「とてもユニークなお人柄だったのに加え、一緒に山菜を取りに行った」とおっしゃっていたのを伺っていたので、敢えて加えさせていただきました。
普段のアレンジと比べてお悔やみの花はどうしても白や青、紫などでさびしくなりがちです。
今回製作してみて、少し温かい色を入れるのもいいかもしれない、と勉強になりました。
ご要望に応じて注文を承っております。
アカシアを使って~フルーツと花
2012年02月16日 作品情報
パリのお花屋さん講座 2月は出始めのアカシア(ミモザ)を使った
ハランの器のアレンジでした。
例年ですとこの時期は春の花が市場にたくさん並ぶのですが、最近の寒波(豪雪)の影響もあり、花の入荷が少なく、値段も高騰していました。花数を少なくしたシンプルなアレンジも考えたのですが、今回は「元気な花を」と決めていたのでなにか工夫を、と思いました。
いろいろ考えた末、リースに使ったドライのオレンジスライスが残っていたのを思い出しました。アカシアの黄色にも合うし、オレンジの花と合わせることに。
せっかくフルーツを入れたのでさらに青りんごを!と結局フルーツと花のコラボレーションのアレンジとなりました。
まだつぼみなので見づらいかと思いますが、ガーベラと青りんごの隣には菜の花が入っています。野菜も入って美味しそうなアレンジです。
もう少し時期が遅くなるとアカシアが黄色いかわいらしい丸い花をつけ、ピンポンマムの大きな丸い形と合ってきます。それが少し残念ですが、天候にはかないません。
天気に左右されるというのも生花ならではの醍醐味で、そこをどうにかするのが
講師としての腕の見せ所だと思っています。
プリザーブドの注文花
2012年02月06日 作品情報
お客様からご注文を頂いたプリザーブドフラワーのアレンジメントです。
このHPの表紙のブーケを気に入っていただき、「似た雰囲気のお花をプリザーブドフラワーでプレゼント用に」とオーダーしていただきました。
表紙のブーケは私が親友の結婚式に束ねたもので思い入れがとてもあります。
プリザーブドフラワーは生花よりも単価が高いため、同じようなイングリッシュローズは使用できませんでしたが、その分色合いに気を付けて心をこめて作らせていただきました。
オフホワイトのバラを中心としてなかに淡いピンクの花や珠をグルーピングで。
小さめですが、オフホワイトにほんのり中心がピンクのプリザーブドローズが手に入りました。
そこでグラデーションをつなげました。
葉やバスケットも白みがかったものを選び、花との一体感を出しました。
お客様も「イメージ通りでした」と喜んでくださり、こちらも心から嬉しく思いました。
贈り花の注文はメールでもお電話でも承っております。
044-865-3971(留守の場合はお名前とお電話番号を残していただければこちらからご連絡します。)
少しでもお客様のイメージに合うアレンジをお届けしたいと思っております。