認定講師勉強会

2012年02月05日 作品情報, 未分類

パソコンの不調により更新が遅くなりましたことをお詫びいたします。

先週日仏フローラル芸術協会認定講師の勉強会がありました。

講師が集まり、フランスの最新のアレンジの方 法を学ぶとともに教え方などについて勉強します。

他の講師の前でアレンジのデモをし、批評を受ける勉強もあるので、講師にとっては緊張の1日です。

今回私はブーケ・ア・ラ・マン(手でスパイラルに組むブーケ)の担当でした。オレンジの花を中心にグリーンの花を合わせて作りました。

デモ終了後、いろいろな講評を受け、とても勉強になりました。

このように日仏フローラル芸術協会では日々研鑽を抱えております。

ちなみにこの花束。来客がしばらくない日でしたので、翌日小さなミニアレンジにして知り合いにプレゼントしました。

数人が集まるときのちょっとしたプレゼントに手軽にできるアレンジで、覚えておくと便利です。いずれ「パリのお花屋さん講座」でもご紹介します。

 


かすみ草の雪のアレンジ

2012年01月27日 作品情報

パリのお花屋さん講座1月はかすみ草を雪に見立てたバスケットアレンジでした。

かすみ草というとふんわりいけるイメージがありますが、今回はギュッとかためていけることで

存在感を出しました。まるでバスケットの上に積もった雪みたいにします。

その上には春の花を沢山、こんもりと。

イングリッシュローズも少々、チューリップ、カーネーション…と豪華なアレンジになりました。

雪を割って飛び出したかのような春のアレンジ。

これからしばらくは春ならではのアレンジが続きます。

体験は随時受け付けております。

info@millefleurs-paris.com

にご連絡ください。


リンゴの器のアレンジ

2011年12月29日 作品情報

 娘とお友達とで作った小学生向けのアレンジです。(画像をクリックすると全員分の写真が出ます)

 リンゴを器にし、上にクリスマスオーナメントと生花、西洋ブナ、リボンなどをにぎやかにアレンジしました。

 リンゴをくりぬいてもらうところからやってもらいました。オーナメントに一つ一つワイヤーをかけ、リボンも数種類から好みのものを選んでもらうお楽しみも。

大人のアレンジと違い、活け方や色遣いは比較的自由に、でもポイントは丁寧に説明するように心がけました。

それぞれ個性が出てどれもとても素敵なアレンジになりました。

今年もありがとうございました。

来年も素敵な年となりますように。


クリスマスリース

2011年12月29日 作品情報

 更新が遅くなってしまいましたが、クリスマスのリースの写真です。

 今年のリースは二重です。後ろのリースはコニファーを巻きつけ、

前のリースには白と黄緑の花をあしらいました。

 濃い緑と淡い優しい黄緑が対照的なリースです。

 リボンは花の色に合わせて白にしました。

ドライに比べると持ちは悪いのですが、生花ならではのみずみずしいブーケになりました。


舞台出演される方への贈り花

2011年12月05日 作品情報

 友人がフラメンコの大舞台に出ることになり、花束を作りました。

 すばらしい舞台でした。

 フラメンコというと赤と黒のイメージがあるので、赤い花束をと最初思ったのですが、クリスマスが近いことも加わり他の方からもプレゼントされるのではと思いなおしました。敢えてピンク系にまとめました。

ただし、優しくなりすぎないようにアンスリウムとレッドジンジャー、そしてクッカバラの葉をつかいました。オリエンタル系の花を加えることでインパクトがでます。

きゅっと詰まっているので直径は30~40cmくらいでしたが60本の花と葉が入っています。


葉を編む〜leaf works

2011年11月23日 作品情報

 左の写真をご覧になり「これは何?」と不思議に思われる方も多いと思います。

 これはミスカンサスという細長い葉を束ねて編んだものです。ベルトのようですよね。

  フランスのアレンジはナチュラルなものが多いのですが、たまにこういった工夫をすることがあります。工作風 だけれど、技巧に走りすぎないことが大切なのだそうです。

出来上がった作品の全体像です。

ハランの器とのバランスを考え、編んだ葉を活けます。白グリーン系で大胆に。

★クリスマスアレンジの体験受け付けております。

12月8日10:00〜

お問い合わせはinfo@millefleurs-paris.com又は090-8892-7070まで


晩秋の森の器アレンジ

2011年11月12日 作品情報

「パリのお花屋さん講座」11月は「森の器」アレンジでした。

紅葉した西洋ブナ(薬品加工してあるので枯れない)をバスケットに巻きつけ器にします。

パリのお花屋さんは器もできるだけナチュラルにすることを好みます。バスケットは自然素材ですが葉を巻きつけることでより自然な雰囲気を出すことが出来ます。

その上にマス活けで花を。姫りんごやバーゼリアの実、そしてヒカゲを使い、少し森の雰囲気を出しました。

西洋ブナの色にあわせて赤系を選びましたが、そろそろ冬に近づいて来ていますので少し黒みがかった赤のガーベラとアトムを入れてみました。発色の良い秋の赤と、少し落ち着いた大人の赤。どこを向けるかによって雰囲気の違うアレンジなりました。

12月はクリスマスのアレンジになります。体験も受け付けております。お問い合わせは

info@millefleurs-paris.com

まで。


秋色のプレゼント

2011年11月02日 作品情報

秋も深まってきたので、市場で見かける花もだいぶこっくりとした色になってきました。葉ものも紅葉したものが増えています。

いつもお世話になっている方へちょっとした秋色のプレゼント。

落ち着いたピンク→中心がテラコッタのグラデーションのバラ「ホットチョコレート」と西洋ブナのシンプルな花束です。

11月のレッスンでもこの西洋ブナを使ったアレンジを作成します。

楽しみにしていてください。

体験レッスンは11月10日(木)10:00〜

お気軽にご参加ください。


展覧会への贈り花

2011年10月21日 作品情報

画家であり彫金作家である、堂園まり子さんの個展に向けてのお祝いの贈り花です。

このアレンジ、実はとても大きなアレンジです。直径で60センチ近くあります。

中央上にあるギザギザのピンクの花は「キングプロテア」といい、つぼみの今も直径が10センチ以上あります。開けばさらに大輪に。会期中に少しずつ咲いて形を変えていくでしょう。

そして右下の黄緑いろの凸凹した実はミニカボチャです。ミニとは言え、これも10cm弱の大きさ。ハロウィンが近いのでこっそりと潜ませました。

上から見た写真。コロンビア産の大輪バラ「クラシックセザンヌ」を使用し、キングプロテアからポンポンマムまでグラデーションでつなぎました。

 毎回ご依頼をいただくたびにテーマを決めて作るのですが、今回は「大きめでインパクトのある花を優しくエレガントにいける。」にしました。

大きい花はそれだけで存在感がありますが、主張しすぎてしまう恐れも。

ちなみにバスケット上部には珍しい赤ゴケを金のワイヤーで巻きつけ、バスケットと上の花との一体感をつけました。


花束

2011年10月16日 作品情報

娘のピアノの発表会に作った花束です。

前回がピンク系だったので今回はオレンジをインパクトに。ライトイエローや白の花材と合わせました。

フランス式アレンジメントは色合わせをとても大切にします。

特別な場合を除き、色は同系色のグラデーションにすることで調和を持たせます。

この花束は茎を斜めに組んだ「bouquet a la main」という方法で

パリのお花屋さんではほとんどこの手法で作られます。

慣れるまでは難しく思えますが、練習を重ねることで短時間で作ることができます。

ちょっとしたお呼ばれの時へのプレゼントに自作の花束を持っていくなど、覚えるととても便利です。